BOOiBOO(ブーアイブー)は会員数も450万人を突破していた老舗の出会い系である。
ブタの鳴き声を表し、エッチな雄豚のキャラクターが下品で愛嬌があり好きだった。
BOOiBOOは残念ながら2016年の4月末日に閉鎖している。ネームバリューもあるし、スマホ化対応してアプリを作ればもう一度人気になれたかもしれないのに。
平素は格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、BOOIBOOは開設以来、多くの皆様にご利用いただきましたが、諸般の事情により、2016年4月末日をもちまして当サイトを閉鎖させていただきます。 当サイトへのご愛顧に対しまして、スタッフ一同、深く感謝するとともに心より御礼申し上げます。 なお、現所有ポイント、所有マイルにつきましては4月末日をもって無効とさせて頂きます。 当サイトをご利用の際にご登録いただいた個人情報は、サイト閉鎖とともに全て消去させていただきます。
しっかりした会社が運営していため終了するときにしっかりと告知をして丁寧であったがマイルやポイントの返還はなかった。
ちなみにリリース当初は現在も人気の大手サイトと比べられるほどの知名度があった。
BOOiBOOは人気だった
BOOiBOOをGoogleトレンドで検索状況を見ると、2006年をピークにダダ下がりで閉鎖前は利用者がいなかった。
無料のSNS(mixiや大集合NEO)に客を奪われてしまったのだ。
BOOiBOOはサクラで稼ぐ人も多く2ちゃんねるの掲示板には頻繁にURLが貼られていたが、いつしか話題から消えていた。
一方で、PCMAXは人気を伸ばし続けている。営業と技術力の差である。
ターニングポイントは携帯電話(ガラケー)からの脱却である。ガラケーの出会い系はhtmlで簡単に作成できるが、スマホはシステムが複雑になり、技術力のない会社は時代に取り残される。
そして古いシステムのサイトを運営して閉鎖していく。
スマホの対応に遅れたMコミュも今後は存続するか分からないと言われていたが予想りサービスが終了した。
BOOiBOOの使い方
BOOiBOOの使い方はPCMAXと同じでSNS型でプロフィールを作成して気に入った相手にメッセージを送っていくシステムだ。
利用料金も女は完全無料で、男がメールが1通50円で、新規登録時には1000円分のお試しポイントがつく大手と変わらない仕組みであった。
プロフィールのアクセスも10円だが、なぜかプロフィールの写真登録とプロフィールの写真送付だけは50円が発生するのは納得がいかなかった。
出会い系でやり取りをしていると、女から画像を送ってくれと言われる機会が多く、メールに画像を添付できないから躊躇した。サクラと勘繰ってしまうしね。
運営会社が小さかった
BOOiBOOの運営会社は有限会社レックスで小さいソフトウェアの会社である。
テレビ放送までした運営会社と大きな差がある。
PCMAXのプリカも全国のアダルトショップに置いてあるしTV放送もされていて営業力の差も大きかったしまさに格差社会。
生き残る出会い系はわずか
出会い系界隈は、2009年に草分け的存在のすた-び-ち、2013年にニコニコメール、そして、2015年には大集合NEOも閉鎖し、2016年に今回のBOOiBOOが閉鎖した。
毎年、中級レベルの出会い系が終わっていく一方でPCMAXは利用者を増やし続けている。
中間層がなくなり格差が広がっていく日本の経済が、出会い系業界にも顕著に表れていた。
格差社会で俺の給料は最下層に分類され将来的にリストラされる可能性もある。
だからこそ変化ある毎日を楽しみたい。